活動ニュース 令和4年度
最終更新日:2023年4月17日
1月~3月
病院アトリウムに桜が咲きました
令和5年3月15日(水曜)
市民病院の患者サービス委員会が立案し、アトリウムを飾りました。
一面ピンク色に染まり、とても華やかな印象になりました。
暖かい日が多くなり、日に日に春の訪れを感じます。入院患者さんや来院される皆さんの気持ちも晴れやかになりますように。
医療従事者のための蘇生トレーニングコース「ICLS講習会」を開催しました。
令和5年2月22日(金曜)
津島市民病院ICLS講習会を開催しました。
「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語で、「突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか」を学ぶ研修です。
学習目標は「突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する」です。心停止直後は、「すぐに、間髪をおかない」処置が必要となります。
様々な職種の医療従事者がチームの一員となり、蘇生を行うことが重要です。今回の研修では胸骨圧迫や人工呼吸などの基礎救命講習から始まり、薬剤投与、電気ショック、気管挿管まで多彩な実践シミュレーションを主とし、丸一日をかけてしっかりと学びました。
もしもの時、目の前の救える命を少しでも守れるように。
眼底カメラが新しくなりました。
令和5年2月15日(水曜)
眼底カメラが新しくなり、広角撮影ができるようになりました。
この器械では眼の奥にある網膜(カメラのフィルムの働きをする部分)のカラー写真を撮影します。従来の眼底カメラでは黄斑部の中心(約10%)しか撮影が出来ませんでしたが、当院の広角眼底カメラでは一度に眼内の200度(80%)の撮影が可能です。また蛍光眼底造影検査といって、静脈に造影剤を注射しながら眼底撮影を行うことによって、普通のカラー写真では分からない血管異常や炎症の有無について詳しく調べることが出来ます。
医師の指示に基づき、検査は主に視能訓練士が行います。検査内容について気になることがあれば、気軽に視能訓練士にお尋ねください。
CT診断装置が新しくなりました。
令和5年1月27日(金曜)
当院にある2台のCT診断装置の内、1台が新しく更新されました。(令和5年1月24日稼働開始)
撮影能力も16列から64列に強化され、撮影時間を短くすることが可能となり、一度の息止めで撮影できる範囲が広がりました。
従来の装置に比べて、寝台が低床となり、幅も広くなったので、患者さんの移乗も容易になり、安定した体勢で無理なく寝ていただくことができます。
また、AI対応カメラにより自動で撮影位置を決めることができ、検査がスムーズに行えるようになりました。
一人の患者さんの検査時間が短くなり、患者さんの検査の待ち時間が短くなります。
低床寝台
AI対応カメラ
雪の朝
令和5年1月25日(水曜)
この冬一番の寒気で、津島市もうっすら雪化粧となりました。
朝は路面が凍結しているところもありました。
雪でも病院は通常通り。救急車も受け入れます。
「地域に必要とされ、なくてはならない病院」としてあり続けるために。
津島市民病院はTwitter、Instagramでも情報発信をしています。
ぜひ、フォローお願いします。
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10月~12月
冬は足のトラブルに注意~糖尿病教室開催しました~
看護師
令和4年12月9日(金曜)
当院では、毎月1回地域の方に向けて糖尿病教室を開催しています。
各分野の専門家が月替わりで糖尿病に関するお話をしています。
今月は
- 糖尿病の話(内分泌内科医師)
- 糖尿病とフットケア(冬編)(看護師)
- 薬のはなし(薬剤師)
- 食物繊維について(管理栄養士実習生)
冬は手先や足先が冷えてしまうことがあります。
そんな時はカイロやストーブ、湯たんぽなどを使いたくなりますね。
ただし、糖尿病の方は要注意です。
実習生
足の感覚が鈍くなっていて、足のトラブルに気づきにくくなっていますので、「うっかりやけどをしていた」ということもあります。
水ぶくれができたときは、自分で処置をせずに必ず病院にかかりましょう。
当院ではフットケア外来で糖尿病の患者さんの足のケアやアドバイスを行っています。
当院に通院していない方でも、かかりつけ医からの依頼があればフットケア外来にかかることができます。糖尿病の方は日々の足の観察、ケアが非常に重要です。
フットケア外来についてはこちらのページをご覧ください。
現在当院で実習中の管理栄養士を目指す学生さんたちは、「食物繊維」についてクイズやジェスチャーを交えて、わかりやすく伝える工夫をしていました。
次回の糖尿病教室は1月13日(金曜)です。
どなたでもお気軽にお越しください。参加費・申込みは不要です。
内分泌内科医師
薬剤師
サンタさんがやってきた
令和4年12月5日(月曜)
市民病院内にある院内託児所にサンタさんがやってきました。
クリスマスのお部屋で、一人ずつサンタさんからプレゼントをもらう子どもたち。
みんなとっても嬉しそうに受け取っていました。
プレゼントをもらった後は、子どもたちが歌と踊りでサンタさんをおもてなし。
サンタさんもとても楽しそうでした。
冬景色に暖かい光を
令和4年12月5日(月曜)
ご来院される方々に、季節を感じていただけるようにとの思いを込めて、一階のアトリウムにクリスマスの飾りつけを行いました。
キラキラ瞬くクリスマスツリーは、見ているだけでワクワクしてきます。
12月に入り、気温も急に冷え込むようになりました。
体調にはお気を付けいただき、楽しいクリスマスと年末年始をお迎えください。
広報12月号病院特集「自分らしく最期を迎えるために大切な人と話をしてみませんか」
令和4年12月1日(木曜)
人はいつか必ず亡くなります。その時を自分がどう迎えたいか、考えたことがありますか。答えはありません。人の気持ちは変わるものです。食べたいものが日々変わるように、その時についての思いも変わって当然です。ただ、少し考えてみてほしいのです。「その時を家で迎えたい」、「痛いことはしたくない」、「1日でも長く家族といたい」など。
死について話すことは縁起が悪い、と思う方もいるかもしれません。死について話すことは、その時に向けてどう生きるかにつながるのではないでしょうか。急に自分の意思を表明できない状態になる可能性があるということを意識して、一度考えてみましょう。そして、本人と家族などでお互いの思いを話し合っておきましょう。話し合うことで、残された人が悩んだり、不安に思ったりすることを防ぐことができます。
考えるときや話し合うときに、病状の変化など自分ではよくわからないことについては、ぜひかかりつけ医や看護師、薬剤師などの信頼できる人に相談しましょう。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)は必ずしも答えを出すことが必要なわけではありません。
「じっくり考え、しっかり話し合い、きちんと伝える」
「なぜそう考えたのか」「なぜそう思うのか」という話し合いのプロセスを重視する取り組みです。
ただし、これらの話し合いは本人の主体的な行いによって考え、進めるものです。知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。
特集ページのダウンロードはこちらから
当院のACPについての取り組みはこちらから
「糖尿病予防し隊」養成講座。糖尿病についての正しい知識を学び、伝える。
令和4年11月28日(月曜)
津島市では、糖尿病に関する市民意識の向上と将来的に糖尿病予防について積極的に働きかけるボランティア「糖尿病予防し隊」を養成しています。養成講座は全5回ですが、そのうちの3回を津島市民病院の医師等が担当し、講義を行っています。
今回は皮膚科の竹内医師が「糖尿病と足のトラブルの関係」、「足のトラブルを起こさないためのお手入れ方法」について話しました。
講義の後は参加者がグループに分かれ、学んだことや思ったこと、ボランティアとして活動するにあたり、今日の話をどのような方に伝えたほうがよいのかなどを発表しました。
糖尿病は非常に身近な病気であり、国民の6人に1人が糖尿病患者もしくは糖尿病予備軍の可能性があります。そして、人工透析導入の原因となる疾患の第1位です。
最初のうちは自覚症状のほとんどない病気ですが、放っておくと多くの合併症をを引き起こす病気です。糖尿病患者を増やさない、糖尿病の重症化を防ぐために、当院の医師は「糖尿病予防し隊」の育成に協力しています。
【職員研修】認知症患者の意思決定支援
令和4年11月22日(火曜)
医療に携わる者として患者さんのACP(アドバンス・ケア・プランニング)をどう支援すればよいのか、学習会を行いました。
今回は特に認知症の人への関わりについて、当院の副院長である山名医師(脳神経内科)が講義を行いました。
開催はZoomを使用し、個人端末での視聴に合わせ、講義室での集団視聴も行いました。
認知症の人は、記憶があいまいであったり、集中力の低下、言葉の理解が難しくなるなど、支援が難しくなる場合がありますが、決して不可能というわけではありません。
そして、支援の難しさは、認知症のあるなしに関わらず、どの患者さんでも同様に起こりえます。
- 意思決定能力は本人の個別能力だけではなく、支援者の支援力によって変化する
- 「決定」することに重きを置くのではなく、その「結論を出すためのプロセス」が重要である
医療職一人ひとりが、「意思決定支援とは時間がかかるものである」ということを理解すること。記録にしっかり残し、その患者さんに関わる職員全てがその情報を共有することが大切だとのことでした。
多くの職員が勉強会に参加し、ACPの推進、支援に向けて真剣に話を聞いていました。
大鐘看護局長がCBCラジオに出演します(放送日:11月27日)
CBCラジオにて毎週日曜日、午前6時5分から放送中の「愛知県看護協会 presents 看護の力」に当院の大鐘看護局長が出演します。
11月のテーマは「県民の皆さまが望むACP(人生会議)を目指して」
ラジオ局:CBCラジオ
放送日:11月27日(日曜)
時間:午前6時5分から6時15分
番組名:愛知県看護協会presents看護の力
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、
将来の変化に備え、将来の医療およびケアについて患者さんを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのこと。愛称は「人生会議」です。
アドバンス・ケア・プランニングについて詳しく知りたい方はこちら
「がん教育」を通じて伝えたいこと。暁中学校で「がん」に関する講演を行いました。
令和4年11月16日(水曜)
津島市立暁中学校で当院の緩和ケア内科医である高木医師が「がん」についての講演を行いました。
津島市では平成30年から一部の学校でモデル授業を開始し、令和3年度からは市内すべての公立小学校及び中学校で「がん」に関する授業を行っています。内容については津島市医師会と当院の医師が協力して検討し、中学校についてはすべて当院の医師が赴いて講演を行っています。
今や「がん」はとても身近な病気です。そして、医療の進歩により、「不治の病」から「共に生きていく病」に変わってきています。そういった背景から、がんについての正しい理解とがんと共に生きていく人や関わる人への共感、誰にも生きやすい社会づくり、健康や命の尊さなどを学ぶことを目的としています。
津島市では、実際にがん診療に携わる医師が子どもたちに話すことで、より身近に感じてもらえることを期待しています。
「がん教育」は学びのきっかけのひとつにすぎません。
正しい知識を得て、理解すること。相手の気持ちを考え、寄り添うこと。自分が何をすればよいか、何ができるか考えること。そういった複合的なことを子どもたちが学んでくれることを願っています。
津島市民病院は津島市医師会、津島市教育委員会と共に、「がん教育」を通して子どもたちの健全育成のために協力しています。
ごみゼロ運動を実施しました。
令和4年11月12日(土曜)
津島市のごみゼロ運動の一環として、有志の病院職員と病院ボランティアによる、市民病院敷地内と外周の公道清掃を行いました。
晴天に恵まれ、参加者一同、気持ちよく清掃を行うことができました。
来院される患者さんや地域の皆様に、気持ちよく過ごしていただけるように、日頃からゴミを見かけたら拾うことを心掛けてまいります。
寒い日は家の中でできる運動もあります。糖尿病教室を開催しました。
内分泌内科医師
理学療法士
令和4年11月11日(金曜)
月に1回の糖尿病教室を開催しました。
- 糖尿病の基本(内分泌内科医師)
- 運動しよう!(理学療法士)
- 食事クイズ(管理栄養士実習生)
- 年末年始の食事について(管理栄養士)
寒い日は外に出るのがおっくうになりがちです。しかし、良好な血糖コントロールのためには、運動が大切です。運動には血糖値を下げる効果があるからです。
寒くて外に出たくない日でも、家の中で手軽にできるストレッチと運動があります。
肩や首を回したり、肩甲骨を意識しながら伸びをするだけでも十分です。
また、椅子に座ったまま足踏みしたり、足と同時に腕を一緒に動かすことで頭の体操にもなります。
理学療法士の掛け声に合わせて、参加者の皆さんが楽しそうに体を動かしていました。
(首や肩、足などを痛めないよう、ご自身にあった負荷で行いましょう)
管理栄養士からは年末年始の食事についての注意点です。
年末年始は外食が多くなる季節です。おせち料理やおもちは塩分、糖分ともに多く含まれるので食べすぎには注意が必要です。主食、主菜、副菜のバランスを意識して、3食きちんと食べましょう。
年末年始の食事のはなしはYouTubeでも公開しています。
こちらのページでご覧いただけます。
また、管理栄養士の実習生は糖尿病に関する食事のクイズを行いました。
11月14日は世界糖尿病デー。
糖尿病はとても身近な病気です。糖尿病の人も、そうでない人も、皆が糖尿病についての正しい理解を持つことが必要です。
現在、市民病院屋上を世界糖尿病デーキャンペーンのモチーフであるブルーサークルに合わせて、ブルーにライトアップしています。
また、アトリウムでは糖尿病についてのパネル展示を行っています。
管理栄養士
管理栄養士実習生
世界糖尿病デーに合わせてブルーライトアップ及び展示を行っています。
令和4年11月1日(火曜)
11月14日は世界糖尿病デーです。青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が世界糖尿病デーキャンペーンのモチーフです。
ブルーサークルにちなんで、11月1日から30日まで、市民病院屋上看板をブルーにライトアップしています。
また、アトリウムでは糖尿病についてのパネル展示をしています。
糖尿病の方は合併症に注意しましょう。
- 「し」神経の合併症
- 「め」目の合併症
- 「じ」腎臓の合併症
「しめじ」と覚えましょう。
自分の体格に合わせた適正なエネルギー量を知り、主食、主菜、副菜とバランスよく食事をしましょう。
市民病院では毎月1回「糖尿病教室」を開催しています。
今月は11月11日(金曜)午後2時~3時
市民病院2階講義室にて開催します。
事前申し込み、参加費は不要です。(ただし、初回の方のみテキスト代500円が必要です。)
当院に通院していなくても、誰でも参加できます。お気軽にご参加ください。
糖尿病教室についてのページはこちら
「がん」について知ること
令和4年10月21日(金曜)
すがすがしい秋晴れの日。津島市立天王中学校で神谷院長が「がん」についての課外授業を行いました。
「がん」は今や一生のうちに2人に1人がかかると言われるほど当たり前の病気になっています。それでも、「がん」について正しい知識を持ち、理解している人はどれくらいいるでしょうか。
生活習慣の改善により発症リスクを抑えられること、医学の進歩により「がん」の60%は治ること、検診による早期発見・早期治療できれば90%が治ること。
がんは「不治の病」ではなく、「共に生きていく病気」に変わってきています。
これから先、未来を生きていく子どもたちに、「がん」についての正しい知識を得ること、自分で考えること、周りの人と話し合うことの大切さを伝えたいとの思いから、津島市医師会と協力し、当院の医師が市内の中学校で「がん教育」を行っています。
津島市広報誌「市政のひろば令和4年5月号」に「がん教育」についての特集が掲載されています。
学校で「がん教育」が始まっています~がんを理解し、がんと共に生きる社会を作る~(2ページ)(PDF:465KB)
学校で「がん教育」が始まっています~がんを理解し、がんと共に生きる社会を作る~(3ページ)(PDF:486KB)
「認知症になっても自分らしくイキイキと」
令和4年10月21日(金曜)
公開講座「認知症になっても自分らしくイキイキと」開催しました。
認知症看護認定看護師が認知症という病気について説明し、介護する方の不安やともに生活していくための工夫について話しました。
訪問看護認定看護師からは、実際の認知症患者さん家族をサポートした事例を紹介しました。
認知症であっても自分らしくイキイキと過ごせるように。
介護する方も自分の生活を守りながら無理なく過ごせるように。
当院では特定の看護分野における熟練した技術および知識を持った専門・認定看護師が在籍しています。
それぞれのスペシャリストが中心となって、より良い看護を提供するために職員研修等を行っています。気になることはお気軽に看護師に相談してください。
専門・認定看護師等紹介のページはこちら
認知症看護認定看護師
訪問看護認定看護師
「緩和ケアを知ろう」パネル展示中
令和4年10月17日(月曜)
11月4日(金曜)まで1階アトリウムにて、緩和ケアに関するパネル展示を開催中しています。
「緩和ケアを知ろう」と題し、緩和ケアに対するQ&Aや、当院の緩和ケア病棟について紹介をしています。
緩和ケアはがんの終末期にのみ行うものではありません。「がんになったその時」から誰もが緩和ケアを受けることができます。
どんなことでもつらいと思ったら、積極的に主治医やスタッフへお伝えください。
また、自分らしく生きる「ACP(人生会議)」についても紹介しています。
自分の今後のことについて考え、話を始めてみるために、何からすればいいのか。
そのきかっけになればとの思いから、パンフレットを作成して、配布しています。
話を始めてみませんか。
あなたが何を望むのか。
してほしいこと、してほしくないこと。
最後まで自分らしくあるために。
当院の緩和ケアについては、こちらをご覧ください。
当院の緩和ケア研修会修了者については、こちらをご覧ください。
当院のACPの取組については、こちらをご覧ください。
糖尿病を持つ疑いのある人は、日本人の6人に1人です。
令和4年10月14日(金曜)
月に1回の糖尿病教室を開催しました。
- 神経の検査(臨床検査技師)
- 薬のはなし(薬剤師)
- 食事のはなし(管理栄養士実習生)
- 糖尿病の基本(内分泌内科医師)
臨床検査技師からは末梢神経検査について説明がありました。
糖尿病が進行すると神経障害を発症し、感覚が鈍くなります。感覚・運動神経障害が心臓で起こると、心筋梗塞の痛みに気が付かず、治療の遅れや突然死の原因となりかねません。
そこで、神経伝導検査装置を使用し、外くるぶしからふくらはぎあたりに電気刺激を流す検査を行うことがあります。
検査の結果については医師が説明しますが、どのような検査なのか、何のために行うのかなど疑問に思ったことはお気軽に臨床検査技師にお尋ねください。
薬剤師からは薬の話がありました。糖尿病の薬は多種多様で、効果の出る時間、飲む時間や気を付けることも薬ごとに違います。患者さんそれぞれの糖尿病の病態によって処方されています。良好な血糖コントロールのためには正しく薬を服用することも大切です。
現在、当院では様々な職種の実習生を受け入れています。そのうち、管理栄養士の実習生が食事についての話をしてくれました。とても分かりやすくまとめられており、分担して発表することで、将来管理栄養士として働く実感が少し沸いたのではないでしょうか。
内分泌内科医師からは糖尿病の基本の話がありました。
一度糖尿病と診断されると、治癒することはありません。血糖値の値を良好にコントロールできているとしても、それは治癒とはいえず、一生付き合っていかなければならない病気です。
日本人は糖尿病になりやすい人種ですが、少しの生活習慣の見直しで発症を予防し、早期診断を受けることが大切です。
次回の糖尿病教室は11月11日(金曜)午後2時からです。
臨床検査技師
薬剤師
管理栄養士実習生
内分泌内科医師
10月はピンクリボン月間です
毎年10月はピンクリボン月間です。
乳がんに関する正しい知識と、乳がん検診の大切さを広く知ってもらうことが目的です。
病院アトリウムに、放射線技師が手作りしたリボンで飾られたツリーを展示しています。
日本人女性が生涯で乳がんに罹患する割合は9人に1人。しかし、乳がんは早期発見できれば治療の選択肢が増え、治る可能性の高いがんです。
乳がんの早期発見・診断・治療のために、定期的に乳がん検診を受けましょう。
当院では、ピンクリボン運動の一環として、子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に病院に行けない女性の皆様が、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるよう、10月16日(日曜)に乳がん検診を実施します。
注記:今年度は予約定員に達したため受付を終了しております。
新たに麻酔科医師3名が就任しました。
令和4年10月3日(月曜)
令和4年10月より、新たに3名の麻酔科医が就任されました。
麻酔科医は、手術中の麻酔管理ばかりでなく、手術前後の患者さんの全身状態を良好に維持・管理するために細心の注意を払って診療を行う専門家です。
常勤の麻酔科医が就任されたことで、緊急手術などへの迅速な対応と、より質の高い麻酔管理が期待されます。
今後とも、安全に細心の注意を払い、患者さんに安心していただける麻酔業務を行ってまいります。
災害拠点病院として、地域の皆さんの命を守るために
令和4年10月1日(土曜)
院内災害訓練を行いました。今回の訓練は、政府主催の大規模地震時医療活動訓練との合同訓練となりました。
災害発生時に津島市民病院BCPに基づき、迅速な本部立ち上げ及びCSCAの確立を行うこと。また、被災後1日経過した際の籠城体制における本部運営強化と課題を明らかにすることを目的に2部構成で訓練を行いました。
津島市民病院は地域の皆さんの命を守るため、万が一災害が起きた際にも、迅速かつ的確な対応が出来るよう努めてまいります。
7月~9月
「意思決定支援」について看護師研修を実施しました。
令和4年9月29日(木曜)
主任看護師を対象に、意思決定支援に関する研修を実施しました。
近年の医療現場では、人生の最終段階の医療・ケアの提供について、本人の意思が尊重されることが重要視されています。
しかしながら、終末期において約70%の患者さんで意思決定が不能だとも言われています。
医療・ケアチームの一員である看護師として、患者さんの医療・ケアに関する「意思決定する力」について正しく評価し、意思決定する力を高める支援について学びました。
当院では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を推進しています。
ACPとは、将来の変化に備え、将来の医療およびケアについて自らを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、意思決定を支援するプロセスのことをいいます。
人の気持ちは変わるものです。一度にすべてのことを決める必要はありません。何度も繰り返し考え、話し合いましょう。
「あなたが何を望むのか。
してほしいこと、してほしくないこと。
最後まで自分らしくあるために。」
公開講座「脳卒中にならないために」そして「脳卒中になった時の対処法」
令和4年9月28日(水曜)
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、救急看護認定看護師による公開講座「脳卒中にならないために」を開催しました。
脳卒中の分類から、脳卒中予防10カ条を順番に解説していきました。
高血圧や糖尿病、不整脈などの生活習慣病は脳卒中の原因となります。喫煙や飲酒、運動不足などに日頃から気を付けることで脳卒中の予防につながります。
次に、脳卒中になった時の対処法についての解説。
脳卒中を疑う症状の頭文字をとって「FAST」。ご存じですか。
「F」はFace(顔)。顔の片方にゆがみがある。
「A」はArm(腕)。片手、片足に力が入らない。
「S」はSpeech(言葉)。言葉が出てこなかったり、ろれつが回らない。
「T」はTime(時間)。顔、腕、言葉のどれかひとつでも当てはまる症状があれば、すぐに救急車を呼びましょう!
脳血管疾患は日本人の主要死因別に見た死亡率順位の第4位であり、介護が必要となる原因の第1位です。
脳卒中は治療が遅れると命にかかわります。早く症状に気づき対応することが大切です。さらに、普段の生活習慣を見直すことで予防もできます。
次回の公開講座は10月21日(金曜)「認知症になっても自分らしくイキイキと」午後2時から、市民病院2階講義室にて開催予定です。
1日の必要摂取エネルギー量を知り、適度な運動で血糖コントロール
令和4年9月9日(金曜)
月に1回の糖尿病教室を開催しました。
- 糖尿病の基本(内分泌内科医師)
- 食事の話(管理栄養士)
- 運動しよう!(理学療法士)
みなさんは、1日に必要なエネルギー量をご存じですか。
身長と目標体重、身体活動レベル(デスクワークのようなあまり動かない生活か、多少の活動を伴う生活か)によって必要エネルギー量は変わります。
必要エネルギー量により、主食量を調整する必要があります。握りずしのシャリサイズ(約25~30g)でも40~50kcalあります。一口だけ、と多めに茶碗によそうだけでもエネルギーが増加してしまいます。
また、おいしい秋の味覚、栗やサツマイモなどは野菜というよりはごはん(主食)の仲間になります。1日に栗なら中4個、サツマイモなら小4分の1本程度にしておきましょう。
参加者の皆さんは、自分の身長と必要エネルギー量を照らし合わせて興味津々で管理栄養士の話を聞いていました。
食事の話の後は、理学療法士による運動の話。
日々ウォーキングをしている方もいるかもしれませんが、姿勢や歩幅を少し気を付けるだけでより効果的な運動になります。
理学療法士からポイントを聞きながら、参加者の皆さんは肩を回したり、その場でできる足踏みのような運動などをしていました。
足腰を傷めない程度に、それぞれの体調にあった負荷をかけてストレッチや運動を続けることで、良好な血糖コントロールに努めましょう。
次回の糖尿病教室は10月14日(金曜)午後2時から3時の予定です。
市民病院2階講義室にて。事前申し込みは不要です。初めての参加の方のみテキスト代500円が必要です。
2回目以降参加の方はテキストを持参してください。
糖尿病教室についてのページはこちら
内分泌内科 奥地医師
管理栄養士
理学療法士
将来の看護師を育成するために
当院は、看護学生の臨地実習を受け入れています。
学生の指導者となる看護師を対象に「学生の臨床判断力を育てる」と題し、研修を行いました。
津島市立看護専門学校の専任教員にご登壇いただき、気づき、解釈、反応、省察のプロセス等を学ぶとともに、臨地実習において、「貴重な看護の経験を積ませたい」という専任教員の願いを受け止めることができました。
津島市看護専門学校については、こちら(外部サイト)をご覧ください。
患者・家族の思いを尊重し、認知症患者・家族に優しい病院を目指します
国際アルツハイマー病協会(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
この活動のひとつとして、認知症への理解を深めてもらおうと、屋上看板を啓発のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップしています。
ライトアップ実施期間は9月1日から9月30日(日没から午前0時)までです。
津島市民病院では、医師・薬剤師・認知症看護認定看護師など多職種で構成された認知症サポートチームが活動しており、認知症を持つ患者さんに対して、その人らしさを大切にしたケアや安心安全な療養環境を提供し、穏やかな入院生活が送れるよう支援しています。
認知症看護認定看護師は、入院生活において専門的な知識や技術を用いて、認知症を持つ患者さんの尊厳を守り、「その人らしく」入院生活を送ることができるよう、ご家族の支援を併せながら、より質の高い認知症看護の提供に努めております。
認知症サポートチームの紹介ページはこちらから
専門・認定看護師の紹介ページはこちらから
広報紙令和3年8月号特集「認知症看護認定看護師」の紹介はこちらから(PDF:414KB)
【広報9月号市民病院特集】その症状、睡眠時無呼吸症候群かもしれません
令和4年9月1日(木曜)
私たちは人生のおよそ3分の1を睡眠時間に費やしています。
睡眠不足や睡眠の質の悪化は生活習慣病のリスクにつながることがわかってきました。
みなさんは、毎日ぐっすり眠れているでしょうか。
今月の特集は「睡眠時無呼吸症候群」についてです。
睡眠時無呼吸症候群の人の特徴や、市民病院でできる検査や治療についてなどを紹介しています。
気になる症状がある方は、かかりつけ医に相談しましょう。
特集ページのダウンロードはこちらから
耳鼻いんこう科のページでも詳しく紹介しています。
地域と連携した防災訓練の準備をしています。
令和4年8月19日(金曜)
津島市、津島市民病院、医師会、歯科医師会、薬剤師会及び地域住民が参加して行う「医療救護所立ち上げ訓練」の事前打ち合わせを行いました。
訓練では、避難誘導から重傷者搬送訓練、傷病者の緊急度や重症度に応じて治療優先順位を決めるトリアージ訓練などを行う予定です。
災害発生時に限られた状況下で、迅速な医療提供を行うことができるよう、地域の医療従事者と協力し、連携を深めています。
津島市民病院臨床研修医の採用試験を行いました。
令和4年8月10日(水曜)
令和4年8月17日(水曜)
津島市民病院臨床研修医の採用試験を行いました。
第1日程、第2日程あわせて今年も多くの方が試験を受けてくださいました。皆さん、お疲れさまでした。試験というものは緊張しますね。春から皆さんと一緒に働けることを期待しています。
糖尿病の方は血管、血圧に注意が必要です。
令和4年8月12日(金曜)
糖尿病教室を実施しました。
- 糖尿病の基本(内分泌内科医師)
- 動脈硬化の検査(臨床検査技師)
- 血圧測定について(看護師)
血糖には血管壁を傷つけてしまう働きがあります。血管が硬く狭くなり、血液の流れが悪くなる「動脈硬化」という状態になると、様々な病気につながります。
動脈硬化の状態を調べる検査にはいくつかありますが、今回は血圧脈波検査、頸動脈超音波検査について話しました。
どちらも痛みはほとんどない検査です。検査内容や結果について不明な点は遠慮なく医師または臨床検査技師に確認しましょう。
そして、糖尿病に高血圧が合併すると動脈硬化は一気に加速します。
降圧目標は患者さんの状態によって変わることがあるので、医師の指示に従うようにしましょう。
血圧を測定するときに気を付けることは、「白衣高血圧」と呼ばれる現象です。
病院で血圧測定を行うと、家で測るより高くなることがありませんか。それが「白衣高血圧」です。
高血圧の治療を行うためには正確な血圧が必要なので、病院を受診する際には家庭血圧を記録した血圧手帳を必ず持参するようにしてください。
正しい血圧測定の仕方についてYouTubeで説明しています。
「計ってみよう 毎日血圧!」
次回の糖尿病教室は9月9日(金曜)の予定です。
内容等はこちらから。
内分泌内科 奥地医師
臨床検査技師
看護師
緩和ケア病棟で夏祭りを開催しました。
令和4年8月12日(金曜)
緩和ケア病棟で夏祭りを開催しました。
当院の緩和ケア病棟では、入院患者さんに少しでも入院生活を楽しく過ごしていただけるよう、定期的に病棟スタッフによる季節イベントを開催しています。
夏祭りでは、病棟スタッフが夏祭りの装いで病室を順番に回り、お飲み物とお菓子をお配りました。
さらに玩具の入った手作りのガチャガチャや、綿あめ機と割り箸を使って綿あめ作りを楽しんでもらいました。
職員から「綿あめ作るの懐かしいでしょう。」との問いかけに、皆さん「やったことはないけどね。楽しいよ。甘くておいしい。」と笑顔でのお答え。微笑ましい気持ちになりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、ご家族の方と一緒に楽しむことができませんでしたが、これからも感染対策を講じながら、ささやかではありますが、季節のイベントを開催してまいります。
当院の緩和ケア病棟については、こちらをご覧ください。
当院の医師が高校生の社会人インタビューを受けました。
令和4年7月26日(火曜)
当院の臨床研修医が、津島東高校の生徒から「総合的探究の時間」の授業の一環として、社会人インタビューを受けました。
インタビューでは
- 医師としてやりがいを感じること
- 今までで一番大変だったこと
- 医師として必要なチカラ
など、たくさんの質問をいただきました。
医師は高校生からの、純粋な質問と眼差しに、自らを振り返り、真剣に受け答えしていました。
インタビューを受けた医師にとっても、自分がこの仕事を目指したきっかけなどを、丁寧に振り返る機会となり、改めて「医師」としての仕事のやりがいや使命感を再確認できたようです。
尾張津島天王祭~新型コロナ の一刻も早い終息を願って~
令和4年7月23日(土曜)
当院の医師、看護師と市の保健師が尾張津島天王祭の救護班を務めました。
涼しい気候に恵まれたため、熱中症の症状を訴える方おらず、幸いでありました。
天王祭は、新型コロナウイルス感染症の影響で2回中止となり、今年は3年ぶりの開催となりました。
天王祭の由来は「疫病が流行したので神様を慰めるために祭りを行った」とも言われています。(諸説あります)
新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息を願っています。
自分で気づかなかった「価値観」や「在り方」について知る
令和4年7月22日(金曜)
「終活」を自分らしく~堅苦しく考えずゲームを通して~
公開講座を開催しました。
最初はアドバンスケアプランニングについての概要について、地域医療センターの看護師から説明がありました。アドバンスケアプランニングがなぜ必要なのか。
自らが希望する医療・ケアを受けるために、大切にしていることや望んでいることなどを普段から考えておき、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有しておく必要があります。
しかし、自分が大切にしていることや望んでいることと言われても…と戸惑う方も多いかもしれません。
それを考えるきっかけとして「もしバナゲーム」というカードゲームを行いました。
カードには、重病のときや死の間際に「大事なこと」として人がよく口にする言葉が書いてあります。
グループで一人ずつ順番に自分が大切にしたいこと、それほどでもないことを取捨選択していき、最後に手元に残ったカードについてなぜそれを残したのかを話します。
参加者は他の人の話を聞いたり、今までの自分の人生を思い起こしたりして、悩みながらもゲームを進めていました。
カードに書かれていることを読み、今まで気づかなかった価値観に触れることができました。
「もしバナゲーム」はいつでも思いついたときに何度もやり直すことができます。
その時々で大切にしたいことや価値観は変わるものです。
そういったことに気づくことができる、非常に有用で簡単な方法なので、ACPを始めてみたいけれど、少し難しいな、と思っている方に最適です。
今後も定期的に公開講座を開催し、地域の皆さんにACPについて知ってもらうきっかけを作っていきます。
南海トラフ地震を想定した院内訓練を実施しました。
令和4年7月11日(月曜)
南海トラフ地震を想定した院内災害訓練を行いました。
医師、看護師、薬剤師など院内の医療従事者が参加し、災害時の新設診療エリアでの診療体制確保、患者トリアージ、患者搬送について具体的な行動の再確認と課題の抽出を行いました。
災害発生時は、通常の診療提供体制と大きく異なる対応が必要となります。当院では、様々な状況を想定し、その都度災害訓練を実施しています。
当院は愛知県地域災害拠点病院として、地域の災害医療体制の向上に努めています。
「津島印象派展」を開催しています。
令和4年7月11日(月曜)
2階の病院ギャラリーで津島市出身の画家さんが描かれた油絵を7月24日まで展示しています。
印象派を代表するゴッホ、モネの技法を模したタッチで天王祭や津島神社など、津島を代表する風景が描かれています。
ご来院の際にはぜひ2階ギャラリーに足を運んでご覧ください。
糖尿病と上手に付き合っていくために、糖尿病を知る。
令和4年7月8日(金曜)
日本の糖尿病患者および予備軍は2,000万人。国民の6分の1にあたります。
そして、人工透析導入の原因となる疾患1位が「糖尿病」です。
一度糖尿病と診断されると、治癒することはなく、一生付き合っていく病気です。よって、糖尿病にならないよう生活習慣に気を付けること、そして糖尿病と診断されてからは、定期的に通院し、医師の管理のもと血糖コントロールを行い、悪化させないようにする必要があります。
糖尿病教室では、内分泌内科医師、看護師、薬剤師が糖尿病についてそれぞれの専門領域から、糖尿病患者さんが気を付けることについて解説し、受講者さんからの質問に答えました。
糖尿病になると、足先などの感覚が鈍ることにより、傷などのトラブルに気づきにくくなることがあります。夏は湿気が多いため、靴の中が蒸れやすく、水虫に気を付ける必要があります。毎日足のケアを行い、異変に気づいたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
糖尿病教室は毎月1回、金曜日に行っています。
今後のスケジュール等はこちらでご確認ください。(新型コロナウイルス感染症の状況等により、変更になる場合があります。その際はホームページ等でお知らせします。)
申込み不要、参加費無料(初回のみテキスト代500円が必要です)
どなたでもお気軽に参加ください。
新しい医師が着任しました。よろしくお願いします。
令和4年7月8日(金曜)
7月1日及び8日付で市民病院に着任した医師の就任式を行いました。
循環器内科、外科、消化器内科医師の3人です。
新たな仲間を迎え、この地域の医療の充実を一層図ってまいります。
循環器内科 森島幹雄医師
外科 手嶋浩也医師
消化器内科 平岩厚佑医師
臨床研修医の呼吸器内科勉強会の様子を紹介します。
臨床研修医が、呼吸器内科医師から肺炎の初期対応について学びました。
どこでもいつでも起こりやすい病気「肺炎」。
臨床現場での経験から、肺炎を診ているときに「よくある疑問」を交えながら、診断のポイント、初期治療の選び方など臨床現場で役立つ知識を学ぶことができました。
実際の症例を確認しながら、「もし自分が担当だったらどのように検査、診断をしていけばいいのか」考える、貴重な機会になりました。
市民病院でマイナンバーカードが作れます。(患者さんと付き添いの方限定)
令和4年7月1日(金曜)
令和4年7月1日(金曜)から8日(金曜)までの間、市民病院1階で患者さんと付き添いの方を対象に、マイナンバーカードの出張申請受付を行っています。
受付時間は午前10時から午後2時まで。
マイナンバーカードを作成するための申請書の記入補助から、顔写真の撮影まで、市役所職員が丁寧に対応させていただきます。
お手続きにはマイナンバー通知カードと本人確認書類が必要になります。詳しくは津島市広報紙7月号15ページをご覧ください。
マイナンバーカードは、利用申し込みを行うことで、健康保険証として使用することもできます。ぜひこの機会をご活用ください。
広報紙7月号についてはこちらをご覧ください(外部サイト)。
4月~6月
「がん教育」~命の大切さ、思いやりについて考える~
令和4年6月29日(水曜)
津島市立神守中学校3年生を対象に、神谷院長が「がん」について講義を行いました。
最高気温37度の猛暑日となった本日、生徒全員を集めての講義は行わず、視聴覚室と各教室でパソコンの画面と音声を共有しながらの実施となりました。
生徒たちに対して「がん」のイメージについて事前アンケートを行っていましたが、講演の後はどう印象が変わったでしょうか。
今日「がん」は日本人の死因の第一位です。しかし、がんの種類にもよりますが「早期発見」できれば治療ができ、5年以上生存できる可能性が高くなることがわかっています。
「がん」ができるメカニズムや原因、治療、緩和ケアなど、実際に診療を行っている医師として現在の状況を伝えるとともに、予防できるがんがあることや検診での早期発見の重要性についてお話ししました。
がんについて正しい知識を持つことで、自身の体に興味を持ち、命の大切さや思いやりを学ぶことにつながることを期待し、現在では全国の小学校、中学校、高等学校で「がん教育」が行われています。
津島市民病院は、津島市医師会、健康推進課、教育委員会とともに「がん」についての正しい知識の普及、啓発活動に協力しています。
糖尿病教室を開催しました。
内分泌内科 奥地医師
令和4年6月10日(金曜)
一般の方を対象にした糖尿病教室を開催しました。
実に2年ぶりの開催です。
内分泌内科医師からは糖尿病の基本について、理学療法士は自宅でできるストレッチ、管理栄養士は糖質・間食についてお話ししました。
ストレッチは座ったまま、無理のない範囲で肩甲骨や首のあたりをほぐしていました。
糖尿病ではなくても、普段デスクワークをして、背中や肩が凝り固まっている方は時々伸びをしてみるといいですね。
血糖値の上がりやすい食事や、間食の上手な取り方は糖尿病の方には注意していただきたい点です。
新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、今後は毎月開催する予定です。
糖尿病に興味のある方、当院に通院していなくても参加できます。
初回のみテキスト代500円が必要ですが、事前申込み不要、無料で参加できます。
お気軽にお越しください。
糖尿病教室の実施予定日はこちらをご確認ください。
理学療法士
管理栄養士
海部地方総合防災訓練~大規模災害発生に備えて~
令和4年6月5日(日曜)
令和4年度海部地方総合防災訓練に当院のDMATチームが参加しました。
訓練は愛知県、警察、消防、陸上自衛隊、病院など多数の防災関係機関と合同で実施されました。
当院は大規模災害訓練として、海部地方の5消防署と陸上自衛隊、海南病院及びあま市民病院、医師会などと連携して救助救急訓練を実施しました。
各機関が日頃から実施している訓練の成果を遺憾なく発揮し、防災のスペシャリスト同志が鮮やかに連携していました。
当院は愛知県災害拠点指定病院です。大規模災害等の発生に備え、日々訓練を続けています。
その時、1名でも多くの生命を救うために。
新型コロナウイルス感染症への対応。2次救急医療機関の救急外来より。
救急医療部長、研修医、看護師
令和4年6月3日(金曜)
愛知県看護協会だより(Vol.149)に新型コロナウイルス感染症に対応した当院の看護師のメッセージが掲載されています。
海部医療圏の2次救急医療機関としての役割を果たすため、スタッフ全員で大変な時期を乗り越えました。
今後、またどんなことが起こるかわかりませんが、職員一同地域医療を守っていきます。
なお、掲載された文章は愛知県看護協会のホームページで閲覧できます。
愛知県看護協会だより(外部サイト)
がん教育とがん検診
神谷院長(藤浪中学校)
令和4年6月1日(水曜)
市内の藤浪中学校で、神谷院長が「がん」について、お話をしました。
津島市では、「がん」について正しい知識を持ってもらうために、市内の小中学校で「がん教育」を推進しています。
「がん」は早期に発見し、適切な治療を行うことで完治できる可能性が高まる病気です。
自覚症状が少なく、自身が気付かないまま進行することが多い「がん」ですが、「がん検診」を定期的に受診することで、早期発見できる可能性は飛躍的に向上します。
津島市では6月1日より住民を対象とした「がん検診」を実施しています。
ご自身と大切な人のために、定期的にがん検診を受診しましょう。
当院では、津島市乳がん検診(マンモグラフィ)を実施しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
津島市のがん検診について、詳しくは下記をご覧ください。
津島市が実施するがん検診等について(外部サイト)
人生100年時代、元気に過ごすために。人間ドック、健康診断を受診しましょう。
令和4年6月1日(水曜)
広報つしま6月号の特集は「人生100年時代 元気に過ごすために 予防・治療・働き方につなげる人間ドック」と題して、健康診断と人間ドックの違いや、人間ドックで見つかりやすい病気や年齢別の人間ドック受診の目安を紹介しています。
長く元気でいるためには定期的な健康診断を受け、生活習慣病やがん等の芽を早期に発見し治療につなげることが不可欠です。詳細に体をチェックするなら、検査項目の多い人間ドックがお勧めですが、まずは会社やご加入の健康保険の保険者で実施される健康診断を受け、結果を確認しましょう。
<広報つしま特集ページダウンロード>
広報つしま6月号特集p.4(PDF:463KB)
広報つしま6月号特集p.5(PDF:512KB)
広報つしま6月号特集p.6(PDF:415KB)
津島市が実施するがん検診、特定健康診査・後期高齢者健康診査が6月1日から始まりました。
それぞれ対象となる方には津島市から5月末に受診券等が発送されています。
実施期間は、令和4年6月1日から10月31日までです。
ただし、乳がん検診及び子宮がん検診は、令和5年3月31日までです。
津島市民病院では「特定健康診査・後期高齢者健康診査」および「乳がん検診」が受診できます。事前予約制です。
津島市民病院ホームページ
特定健康診査・後期高齢者健康診査(無料)
乳がん検診(クーポン券対象者は無料)
人間ドック・健康診断
津島市ホームページ
令和4年度特定健康診査・後期高齢者健康診査・特定保健指導
令和4年度 津島市が実施するがん検診等について(外部サイト)
津島市乳がん検診予約受付中です!
令和4年5月30日(月曜)
令和4年3月にマンモグラフィ装置を更新しました。
乳房を圧迫し、押しひろげて撮影するのですが、写真撮影時には少し減圧する機能が付いています。人によっては痛みの軽減につながることが期待されます。また、圧迫板が乳房の形に沿ってたわむような形状になっており、全体が均等に圧迫できるようになり、部位による撮影のムラが出にくくなっています。(患者さんによって機能を使い分けます)
乳がんは、日本の女性のがんの中で罹患する人(かかる人)が多く、死亡原因の上位に位置するがんです。
40歳以上の女性は2年に1度の定期的なマンモグラフィ検査の受診が推奨されています。
各市町村では住民検診を行っています。対象者には各市町村から受診券が発送されています。6月1日から市民病院で乳がん検診が受診できます。詳しくは「乳がん検診について」のページをご確認ください。
市民病院では撮影は必ず女性の診療放射線技師が行いますので、安心して検査をお受けください。
検査をリラックスして受けていただけるよう、撮影室を落ち着いたやさしい雰囲気にしています。また、専用の待合室でお待ちいただけます。
乳がん検診を受診し、早期発見できれば、手術方法や治療方法など選択できる可能性が高くなります。他人事と思わずに、自分の身体を守るため、大切な人たちを悲しませないために、定期的な受診をお勧めします。
当院の看護師長が愛知県看護功労者表彰を受賞しました。
令和4年度愛知県看護功労者に、当院の長谷看護師長が選ばれ、5月11日(水曜)に表彰を受けました。
今回の表彰は、長谷看護師長が当院の地域包括ケア病棟の開設において、看護職及び看護補助者の育成や地域との連携を図るため、在宅チームとの協働に尽力したことが評価されたものです。
現在も地域包括ケア病棟では、長谷看護師長により構築された運用を基に、柔軟な対応で運営しています。
ごみゼロ運動。病院付近の美化活動を実施しました。
令和4年5月14日(土曜)
この日は前日の雨があがったものの、曇り空の少し肌寒い日でした。
津島市民病院ボランティアのメンバーや病院職員等が参加し、2年ぶりのごみゼロ運動に取り組みました。
1時間弱の活動でたくさんのごみを集めるとともに、伸びた樹木の剪定を行うことができ、病院周辺が少しきれいになりました。
自分たちが住む場所、活動する場所がキレイだと、とても気持ちがいいですね。
キレイな街をずっと維持するためには、ごみを捨てる人を減らす必要があります。
街中でごみを拾っている人がいることや、自らごみ拾いに参加したことのある人が増えることで、ポイ捨てを躊躇する人が増えると思います。
また、ゴミ拾いという活動を通して、地域のコミュニティのつながりができ、街の活性化にもつながるのではないでしょうか。
学校で「がん教育」が始まっています。~がんを理解し、がんと共に生きる社会をつくる~
令和4年5月6日(金曜)
津島市広報紙5月号の特集は学校で行われるようになった「がん教育」についてです。
なぜ子どもたちにがん教育が必要なのか。がん教育を通じて、考え、感じてほしいことは何なのか。
今や一生のうちに2人に1人が「がん」になると言われるほど、当たり前の病気になっています。そんな「がん」という病気についての正しい知識を皆さんが持っているでしょうか。誤解や偏見はないでしょうか。医学の進歩により「共に生きていく病気」に変わってきている「がん」。健康な人も、がんと診断された人も、またそれ以外の病気を患っている方も、どうしたら誰もが生きやすい社会になるのか。「がん教育」を通じて、まずは子どもたちが考えるきっかけとなればと思います。そして、学んだこと、感じたことを家族で共有し、思いが周りにつながることを願っています。
広報誌のダウンロードはこちらから
津島市広報誌5月号p.2(PDF:465KB)
津島市広報誌5月号p.3(PDF:486KB)
大きく元気にすくすくと
令和4年4月27日(木曜)
5月5日のこどもの日に合わせて、院内託児所には大きなこいのぼりが大空を泳いでいます。
大きなこいのぼりに、子どもたちも興味津々。
こいのぼりには、子どもたちに大きく元気に育ってほしいという願いが込められています
託児所の保育士は子どもたちが毎日楽しく過ごせるよう、日々工夫を凝らしています。
外来ロビーチェア、病棟個室ソファベッドが新しくなりました。
外来チェア
外来チェア
病棟ソファベッド
令和4年4月14日(木曜)
新年度になり、2週間がたちました。来院され、お気づきになった方もいるかもしれません。
外来の待合ロビーチェアが一部新しくなりました。廊下が明るくなった気がしませんか?
また、病棟の個室用のソファベッドも取り替えました。
来院される皆さんに少しでも気持ちよく過ごしていただけるよう、院内設備はじめ接遇改善にも改めて取り組んでいきたいと思います。
新しい出会いに感謝。今日からよろしくお願いします。
令和4年4月1日(金曜)
今日から当院で一緒に働いてくれる新しい仲間を迎えました。
研修医7人、医師7人、看護師23人、診療技術職員2人、事務職2人です。
神谷院長からは、「チーム医療」や「常に相手の立場に立って行動すること」について話がありました。そして、何より大切にするべきは「仕事は楽しく」です。
職員全員が「気持ちよく、楽しく仕事ができる環境」をそれぞれが意識して行動することが大切です。
「地域とつながり、安心・信頼の医療を提供します」の理念のもと、この地域になくてはならない病院であり続けるために、病院職員一丸となり病院運営を行います。
研修医
看護師
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