消化器内科
最終更新日:2025年4月1日
診療科からのお知らせ
消化器内科というよりは、胃腸科といったほうがなじみ深いかもしれません。口から肛門に至るまでの一連の臓器を担当します。具体的には食道、胃、十二指腸、小腸、大腸と肝臓、膵臓、胆嚢などの臓器が診療の対象となります。もっと簡単に言えば、お腹の症状のある患者さんについて診断・治療をします。
診療内容・特色
さて、臓器によって症状は様々ですが、私たちは病気を見つけるためにいろいろな検査を行っています。
- 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
- 大腸内視鏡検査
- 腹部超音波検査
- 胃透視(バリウムを飲む胃の検査)
- 小腸造影
- 注腸造影
- CT、MRI、内視鏡を使った胆嚢や膵臓の検査
などがあります。
また、内視鏡を用いて、様々な病気に対して治療を行います。胃や大腸のポリープの切除や、早期癌に対しては粘膜切除を行います。総胆管結石に対しては、十二指腸内にある胆汁の出口を、風船で広げたり、電気メスで切開したりして拡張してから結石を除去します。
今、日本では胃癌が減る一方、大腸癌は増加傾向にあります。私たち消化内器科でも早期の大腸癌を発見すべく、積極的に大腸内視鏡検査を行っています。平成29年には1年間で1,853人の人が大腸内視鏡検査を受けられました。最近増加傾向にある炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)についても、名古屋大学病院と常に連携しながら、最先端の医療サービスを提供できるよう努力しています。
また、吐血、下血などの患者さんが来院された際にも、緊急内視鏡を行い出血を治療できるように体制を組んでいます。そして、平成25年度から保険適応となった慢性胃炎のピロリ菌除去も積極的に行っています。
お腹が気になったら、一度消化器内科を訪ねてみてください。
診療実績
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | |
---|---|---|---|---|---|
新入院患者数 | 906 | 794 | 865 | 903 | 960 |
外来患者数 | 13,416 | 13,353 | 11,737 | 11,674 | 12,052 |
ドクタープロフィール
荒川 大吾(あらかわ だいご)
役職:副院長兼統括内科部長兼消化器内科統括部長兼医療安全管理部長兼臨床研修センター長
卒年:1997年
資格等
日本内科学会総合内科専門医
日本専門医機構認定内科専門医・指導医
日本消化器病学会指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
得意分野
消化器内科一般
立松 英純(たてまつ ひでずみ)
役職:消化器内科部長
卒年:2003年
資格等
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本専門医機構認定内科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本消化器内視鏡学会大腸内視鏡スクリーニング認定医
日本消化器内視鏡学会上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
日本消化管学会胃腸科指導医
日本消化管学会胃腸科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本医師会認定産業医
日本肝臓学会暫定指導医
日本肝臓学会認定肝臓専門医
日本人間ドック・予防医療学会認定医
得意分野
消化器内科一般
酒井 大輔(さかい だいすけ)
役職:消化器内科部長
卒年:2009年
資格等
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本専門医機構認定内科専門医
日本膵臓学会認定指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会消化器病専門医
得意分野
消化器内科一般
山邊 勉(やまべ つとむ)
役職:消化器内科医長
卒年:2016年
安田 桂(やすだ かつら)
役職:消化器内科医師
卒年:2017年
資格等
日本専門医機構認定内科専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
伊藤 優理子(いとう ゆりこ)
役職:消化器内科医師
卒年:2021年
