更新日:2024年6月4日
尾張西部における公的中核病院として質の高い医療を地域住民に提供するとともに、医療人として社会に貢献できる人材を育成する。
医療および当院の社会的役割を認識し、地域社会に貢献するために、人間性豊かで、深い洞察力と倫理観を持つ医療人として、人権を尊重し安全かつ良質な医療を提供できるように研修に取り組みます。
本プログラムは、医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身に付けることを目的とする。
ここでは研修医は、必修以外の選択科目を選ぶことや、必修研修科目を再研修することも可能である。
研修管理委員会を設置し、研修プログラムを統括管理するとともに、臨床研修に関する最終決定を行う。研修管理委員会の運営は「研修管理委員会規定」により定める。また研修を円滑に運営し効果を挙げるために、研修管理委員会小委員会を設置し、細かな調整・管理を行い実務にあたる。
研修に関する事務並びに実務全般の統括は臨床研修センターの担当とする。
初期臨床研修医は臨床研修センターの所属とする。
プログラム責任者・副プログラム責任者
臨床研修プログラムを統括するプログラム責任者を置く。
プログラム責任者は、プログラム責任者養成講習会を受講した者の中から院長が任命する。
プログラム責任者は研修プログラムの企画立案および実施の管理を行い、研修医ごとに目標達成状況を把握し、すべての研修医が目標を達成できるように指導する研修責任を負う。
必要に応じプログラム責任者の業務を補佐する副プログラム責任者を置くことができる。
指導医は、7年以上の臨床経験のある医師で、原則として厚生労働省認定の臨床研修指導医講習会を受講しているものとする。
指導医は、研修医による診断・治療行為とその結果について直接の責任を負う。また指導内容を診療記録に記載し、研修医の記載内容を確認し承認しなければならない。
指導者は、医師以外の職種から選任された研修管理委員会の委員およびその指示の下、研修医の指導・評価を行う看護師及びコメディカルスタッフを充てる。
研修医は単独で患者を受け持つことはできない。指導医・上級医の監督下に担当医として診療にあたる。
責任者:荒川大吾(副院長兼統括内科部長兼消化器内科統括部長兼医療安全管理部長兼臨床研修センター長)
当院における研修は、医師法・歯科医師法第16条の2第1項に準拠し、研修を受けるものは医師国家試験に合格し、医師免許を有するものでなければならない。
研修期間は原則2年間とする。
(1)1年次:必修分野(内科、外科、救急部門、小児科、一般外来)の研修。
(2)2年次:必修分野(産婦人科、精神科、地域医療)をそれぞれ4週以上、保健・医療行政を1週程度の研修を行う。並びに、その他の選択科目(脳神経外科、整形外科、形成外科、泌尿器科、耳鼻いんこう科、眼科、皮膚科、放射線科、病理診断科、リハビリテーション科)を研修。
(3)全研修期間を通じて一般外来研修を行う。外来は内科の午後外来をこれにあてる。
以上のことを考慮して、研修医が研修管理委員会と協議の上、4月の第1週に、1年次、2年次の研修計画を作成する。
原則として各年度途中の変更は認めないが、進路変更などのやむを得ない理由により、研修計画の変更が必要な場合には、研修医は研修管理委員会の承認を得て変更するものとする。
原則として研修医1名に対し、指導医1名をつける。疾患によっては専門医の指導を随時受けることができる。宿日直の指導体制は内科系・外科系当直医および待機医師が指導にあたる。
(1)研修管理委員会は、医師としての適性を欠く場合、病気、出産など療養で研修医として研修継続が困難と認めた場合、その時点での当該研修医の研修評価を行い、院長に報告する。
(2)院長は(1)の評価或いは研修医自らの中断申し出を受け、臨床研修を中断することができる。
(3)研修医の臨床研修を中断した場合、院長は速やかに当該研修医に対し法令に基づき「臨床研修中断証」(医師法・歯科医師法16条の2第一項)を交付する。
(4)中断した研修医の臨床研修を当院で再開することを希望する時は、中断内容を考慮し可
(5)臨床研修を中断した研修医は、希望する研修病院に臨床研修中断証を添えて、研修の再開を申し込むことができる。
(1)2年間の研修を修了するにあたり、研修管理委員会において臨床研修の目標の達成度判定票により評価し、研修修了判定を行う。
(2)研修修了の判定においては、以下の事項をすべて満たすものであること。
(3)研修管理委員会で研修修了基準を満たしたものと判定された場合は、院長が研修修了証を交付する。
(4)研修管理委員会で、当該研修医及び研修指導関係者と十分な話し合いの結果、修了基準を満たしていないと判定された場合は、院長が未修了と判定した研修医に対して、その理由を説明し、研修未修了証を交付する。
(5)未修了とした研修医は、原則として引き続き同一のプログラムで修了基準を満たすまで研修を継続することとし、院長は修了基準を満たすための履修計画書を東海北陸厚生局へ提出する。
定員:6名
2025年4月からの2年間
研修を応募する者は以下の書類を所定の期日までに病院に提出しなければならない(詳細は病院ホームページに記載する)。
履歴書
卒業(見込み)証明書
成績証明書
健康診断書
【出願の問い合わせと資料請求先】
津島市民病院管理課
〒496-8537津島市橘町3丁目73番地
TEL:0567-28-5151
FAX:0567-28-5053
選考は小論文・面接および書類審査により行う。
面接官は医師以外の職種を含めて院長が指名する。
選考結果に基づき、院長の承認を得て医師臨床研修協議会の実施する研修医マッチングに登録する。
研修医の採用は選考結果および研修医マッチングの結果に基づき、院長が決定し受験者に通知する。
定員に満たない場合には2次募集を実施する場合もある。2次募集が決定された後には、募集要項を速やかに病院ホームページに記載する。
下記から初期研修プログラムを閲覧できます。
津島市民病院紹介についてはこちら(PDF:2,035KB)。
プログラム番号【030872701】:令和4年4月1日開始(PDF:1,182KB)
プログラム番号【030872702】:令和5年4月1日開始(PDF:1,896KB)
プログラム番号【030872801】:令和6年4月1日開始(PDF:2,272KB)
市民病院
電話番号:0567-28-5151(〒496-8537 愛知県津島市橘町3丁目73番地)
FAX:0567-28-5053
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