津島市民病院

病理診断科

更新日:2025年4月1日

診療科からのお知らせ

病理診断科は、内科、外科、小児科など一般になじみのある診断科と同じく、日本専門医機構の定める19の基本診療領域の一つです。
病理診断科では、患者さんを直接診察することは通常ありませんが、患者さんから採取いたしました組織・細胞を病理医が詳しく調べることにより、病気の診断を行い、各診療科での治療方針の決定に有用な情報を提供しています。

診療内容・特色

病理診断科では全身のほとんどあらゆる臓器を対象に、組織診、細胞診を行っています。組織診では患者さんから内視鏡検査などで採取した病変の一部や、手術で摘出した臓器組織から臨床検査技師が標本を作製し、病理医がそれを鏡検して病気の診断を行っています。
細胞診では患者さんの喀痰、尿、子宮頸部擦過検体や乳房、リンパ節病変の穿刺吸引検体から標本を作製し、細胞検査士と病理医が共同で鏡検してがん細胞などの異常な細胞の検出、診断を行っています。また、がんなどに対する治療法として普及している内分泌治療や分子標的治療の適否について、組織検体を用いて判定する特殊な検査も行っています。

市原 亮介(いちはら りょうすけ)

役職:病理診断科医長

資格等

医学博士
日本専門医機構認定病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医

お問い合わせ

市民病院
電話番号:0567-28-5151(〒496-8537 愛知県津島市橘町3丁目73番地)
FAX:0567-28-5053