津島市民病院
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第5回 地域医療と健康生活を守るためのシンポジウム
     −みんなで取り組む地域医療づくり−

 「この海部地区の地域医療を守り育てていくために、何をすべきか、何ができるかを、いっしょに考えてみませんか。」というテーマで、多くの方にご参加いただき、「地域医療と健康生活を守るためのシンポジウム ― みんなで取り組む地域医療づくり ―」を開催しました。
 当日は、研修医の育成にご尽力されている安井講師のご講演から、今後の地域医療には、従来の枠組みを超え、新たな出会いと発見をもたらす「連携」が重要であること、そして、研修医教育を通じ、この地域の医療者間では、既に、連携のための取組みが進められていることを学びました。
 また、愛知県の地域医療の確保・充実にご尽力されている松尾講師のご講演から、日本の医療の現状や、愛知県の地域医療を守っていくための取組みについて学び、今後の日本の医療には、「地域包括ケア」の実現が不可欠であることについて、理解が深まりました。
 今後も、このシンポジウムの開催を継続し、住民・医療者・行政が「連携」した取組みを展開し、この海部地域全体で、医療について考え、守り育て、「地域包括ケア」を実現できる地域となれるよう努力を続けていきたいと考えています。




【日 時】平成24年2月11日(祝)午前10時30分 〜 12時30分

【場 所】津島市文化会館 小ホール

【内 容】
講演:「つながる生活医療圏 “KMC(木曽川メディカルカンファレンス)”
            〜出会い、知り合い、助け合う地域医療の実現にむけて〜」

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学 准教授 安井浩樹 氏

講演:「地域医療の課題と展望、将来の地域医療を考える」

講師:名古屋大学 医学部附属病院 院長 松尾清一 氏

【参加者】住民・医療関係者・議会議員・行政職員等  約240人

【主 催】海部地域の医療と健康を推進する協議会

【後 援】海部医師会・津島市医師会・海部歯科医師会・津島市歯科医師会
津島海部薬剤師会

【協 力】「海部地域医療サポーターの会」設立準備会

【シンポジウム開催趣旨】

 私たちが健康的な生活を送るために、欠かすことのできない「地域医療」。医師不足等を背景に、全国的に、この地域医療が危機に瀕しています。

 地域医療を守ることは、医療関係者だけではなく、地域住民一人ひとりの課題でもあり、文字どおり地域全体の課題です。地域医療を守るための方策に、画一的な答えはありません。今、様々な場所で、様々な形で、この地域医療を守るための取組みが始まっています。

 私たちの暮らす、この海部地域の地域医療を守り育てていくために、住民として、医療関係者として、何をすべきか、何ができるかを、いっしょに考えてみませんか。


《講演概要》

講演:「つながる生活医療圏 “KMC(木曽川メディカルカンファレンス)”
            〜出会い、知り合い、助け合う地域医療の実現にむけて〜」

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学 准教授 安井浩樹 氏

 将来的に、最も長期間医療に携わる医師である研修医が、実際の臨床の場で、様々な医療スタッフと、お互いに協力して、よりよい医療を提供していくことのできる医師となるよう育成を目指す「地域医療教育学講座」の取組みを紹介。

 その取組みの中で、海南病院・津島市民病院・桑名市民病院・山本総合病院・いなべ総合病院の5病院が協力し勉強会・交流会等を開催することにより、研修医・指導医同士の交流を進め、将来の地域医療充実の礎とするために実施している「木曽川メディカルカンファレンス(以下「KMC」)」について説明。

 KMCで行った「医療機関選択要因の調査」結果をもとに、患者は、自らの医療機関に対する「期待感」と「負担感」のつりあう点を基準に、受診する医療機関を選択しており、このため、医療機関は、患者ニーズにあった医療を提供するため、患者の期待感や負担感を変動させる要因を明確に意識する必要があることを説明。

 今後の地域医療には、情報連携・多職種連携・地域連携・大学連携・グローカリズム(グローバルとローカルの連携)・目標の共有が必要であり、今ある資源を、いかにつないでいくか(連携)が重要であると指摘。

 住民には、医療者が発信する情報を受け止め、そして、情報を返していくことが必要と説き、今、蒔いた種が熟成するのは、10年後、15年後であることを認識し、信念を持って、地域全体で、取り組むことが必要と述べる。



【日 時】平成24年2月11日(祝)午前10時30分 〜 12時30分

【場 所】津島市文化会館 小ホール

【内 容】
講演:「つながる生活医療圏 “KMC(木曽川メディカルカンファレンス)”
            〜出会い、知り合い、助け合う地域医療の実現にむけて〜」

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学 准教授 安井浩樹 氏

講演:「地域医療の課題と展望、将来の地域医療を考える」

講師:名古屋大学 医学部附属病院 院長 松尾清一 氏

【参加者】住民・医療関係者・議会議員・行政職員等  約240人

【主 催】海部地域の医療と健康を推進する協議会

【後 援】海部医師会・津島市医師会・海部歯科医師会・津島市歯科医師会
津島海部薬剤師会

【協 力】「海部地域医療サポーターの会」設立準備会

【シンポジウム開催趣旨】

 私たちが健康的な生活を送るために、欠かすことのできない「地域医療」。医師不足等を背景に、全国的に、この地域医療が危機に瀕しています。

 地域医療を守ることは、医療関係者だけではなく、地域住民一人ひとりの課題でもあり、文字どおり地域全体の課題です。地域医療を守るための方策に、画一的な答えはありません。今、様々な場所で、様々な形で、この地域医療を守るための取組みが始まっています。

 私たちの暮らす、この海部地域の地域医療を守り育てていくために、住民として、医療関係者として、何をすべきか、何ができるかを、いっしょに考えてみませんか。


《講演概要》

講演:「つながる生活医療圏 “KMC(木曽川メディカルカンファレンス)”
            〜出会い、知り合い、助け合う地域医療の実現にむけて〜」

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学 准教授 安井浩樹 氏

 将来的に、最も長期間医療に携わる医師である研修医が、実際の臨床の場で、様々な医療スタッフと、お互いに協力して、よりよい医療を提供していくことのできる医師となるよう育成を目指す「地域医療教育学講座」の取組みを紹介。

 その取組みの中で、海南病院・津島市民病院・桑名市民病院・山本総合病院・いなべ総合病院の5病院が協力し勉強会・交流会等を開催することにより、研修医・指導医同士の交流を進め、将来の地域医療充実の礎とするために実施している「木曽川メディカルカンファレンス(以下「KMC」)」について説明。

 KMCで行った「医療機関選択要因の調査」結果をもとに、患者は、自らの医療機関に対する「期待感」と「負担感」のつりあう点を基準に、受診する医療機関を選択しており、このため、医療機関は、患者ニーズにあった医療を提供するため、患者の期待感や負担感を変動させる要因を明確に意識する必要があることを説明。

 今後の地域医療には、情報連携・多職種連携・地域連携・大学連携・グローカリズム(グローバルとローカルの連携)・目標の共有が必要であり、今ある資源を、いかにつないでいくか(連携)が重要であると指摘。

 住民には、医療者が発信する情報を受け止め、そして、情報を返していくことが必要と説き、今、蒔いた種が熟成するのは、10年後、15年後であることを認識し、信念を持って、地域全体で、取り組むことが必要と述べる。




《講演概要》

講演:「地域医療の課題と展望、将来の地域医療を考える」

講師:名古屋大学 医学部附属病院 院長 松尾清一 氏

 総合すると“世界一”と言われている日本の医療の全体像について説明した後、近年、医師不足や医療費抑制などを背景に、比較的短期間の内、地域医療が崩壊する地域が、全国的に続出していることを説明。

 愛知県は、全国平均よりも、医師や看護師が少ない県であるが、これまで、救急医療システムは、全国的にも効率的に機能してきた。

 しかし、診療制限を行う病院が徐々に増えはじめ、非常に厳しい状況となりつつあった平成20年3月に、愛知県が「公立病院等地域医療連携のための有識者会議(現在は「愛知県地域医療連携のための有識者会議」)」を設置し、その提言に沿って、県内の地域医療の再生・推進に取り組んできたことを、津島市民病院を具体例に説明。

 世界一の高齢社会となり、人口減少時代に突入し、大きな経済成長を見込むことができなくなった日本にとって、人口構成・家族構成・雇用形態の変化、高齢化による患者数の増加なども関係し、従来の医療モデルでは対応できなくなってきていることを指摘。

 今後は、急性期医療は集約化し、亜急性期・慢性期医療は地域で対応することが、一つの基本的な方向性であり、地域住民に対し、保健・医療・福祉・介護等の各種サービスを、関係者が連携し体系的に提供していく「地域包括ケア」の確立が不可欠になっていることを説明。

 地域の連携に熱心に取り組んでいる海部地域で、地域包括ケアに関し、先進的な取組みが展開し、全国的なモデルとなってほしいと述べる。




【「ありがとうカード」について】

 当日、「海部地域医療サポーターの会」設立準備会が、会場に、「ありがとうカード」とポストを設置し、医療者に感謝の気持ちを伝えましょうと呼びかけました。

 その結果、9件の感謝の言葉が寄せられました。こちらは、サポーターの会から、宛先となった医療機関等にお届けさせていただきました。


【アンケート結果概要】

 次回以降の開催に活かすため、アンケートを実施しました。その概要は次のとおりです。(無回答があるため、100%とならない場合があります)

1 回収:112人(参加者全体の約46.7%)

2 職業等について

   医療関係者:26.8%  住 民:35.7%  議会議員:4.5%
   行政職員 :20.5%  その他:11.6%

  〔「医療関係者」の内訳〕
   病院医師:4.5%  診療所医師:0.0%  歯科医師:2.7%  
   薬 剤 師:4.5%  看 護 師:5.3%  病院職員(事務職):7.1%
   病院職員(医師・看護師を除く医療職):2.7%

3 年齢について

  10〜19歳: 0.0%  20〜29歳: 4.5%  30〜39歳: 0.9% 
  40〜49歳:17.9%  50〜59歳:33.0%  60〜69歳:21.4% 
  70歳以上:22.3%

4 住まいについて
  
  津 島 市:50.9%  愛西市: 8.9%  弥富市:10.7%  あま市:11.6%
  大 治 町: 0.0%  蟹江町: 0.0%  飛島村: 0.0%
  名古屋市: 3.6%  その他:14.3%

5 参加したきっかけについて

  知人からの紹介:15.8%  ホームページ:2.5%
  病院に備え付けのリーフレット:2.5%   病院・行政の行事:30.8%
  市町村の広報紙:30.9%  その他:15.8%


6 「基調講演(安井浩樹講師)」の講演内容について

  よく理解できた:63.4%   まあまあ理解できた:33.9%
  どちらでもない: 1.8%   あまり理解できなかった:0.0%
  理解できなかった:0.0%

7 「基調講演(松尾清一講師)」の講演内容について

  よく理解できた:58.9%   まあまあ理解できた:29.5
  どちらでもない: 3.6%   あまり理解できなかった:0.0%
  理解できなかった:0.0%

8 シンポジウム全体を通じて

  地域医療を守り育てていくための住民の役割・行動について認識が深まった:27.0%
  医療は地域住民共通の限りある財産であることへの認識が深まった:23.5%
  今後、受診・救急など、医療を利用する際に活かしていきたい:18.7%
  愛知県内の地域医療に関する取り組みについて理解が深まった:24.3%
  特に新しい発見等はなかった:1.3%
  その他:2.2%
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