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「第3回 地域医療と健康生活を守るための住民活動勉強会」開催報告今、全国で地域医療の崩壊が問題となっており、様々な地域で、再生のための様々な取組みが始まっています。その中で、地域医療の再生に大きく貢献しているのが、住民の力です。地域医療は、医療者や行政だけの問題ではなく、地域全体の問題です。住民も地域医療について考え、地域医療を守り育てていこうという取組みが、各地で進められています。 私たちが暮らすこの海部地域が、地域全体で医療について考え、医療者・行政、そして住民が一体となり、地域の医療を守り育てることのできる地域となるため、こういった活動に関心がある、参加したいと考えている住民が集まり、地域の各病院の状況などを踏まえ、具体的な活動方針等を議論し、実際の住民活動につなげていくことを目的とし開催しています。 【日 時】 平成23年3月27日(日) 午後1時30分〜4時30分 【場 所】 津島市民病院 講義室 【参加者】 地域医療を守り育てる活動に関心がある、参加したいと考える住民 46人 【主 催】 厚生連海南病院・あま市民病院・津島市民病院・津島市 【開催趣旨】 この海部地域が、地域全体で医療について考え、医療者・行政、そして住民が一体となり、 地域の医療を守り育てることのできる地域となるため、こういった活動に関心がある、 参加したいと考えている住民が集まり、意見交換等を行い 、実際の住民活動につなげていくことを目的としています。 【概要】 《グループワーク【「コンビニ受診」に代わる言葉は?】 (進行:津島市 安藤)》 テーマ:「コンビニ受診」という言葉を考える。 目 標:今回と前回の勉強会のグループワークにおいて、「コンビニ受診」に代わる言葉の 作成を目指す。 ◇ 前回の結果から、「 自己中受診・無理解受診 から 思いやり受診 へ 」という 「スローガン」としてまとめるとよいのではないか。(進行) ◇ 「自己中受診」では、大部分の人が、自分には無関係との印象を受けるのではないか。 こういった視点も含め、意見交換いただきたい。(進行) ○ 「思いやり」というと、「自分を思いやってほしい」と受け取られるのではないか。 ○ 「 自己中受診 や わがまま受診 をやめよう 」という形の方が伝わりやすいのではな いか。 ○ 提示されたスローガン的な表現は、ステップ・バイ・ステップで、理解しやすいと思う。 ○ スローガン的にまとめる。あるいは「・・・受診 をやめよう」というようにまとめるといった ような二者択一は難しいのではないか。 ○ 「思いやり」という言葉をとっても、人それぞれ、理解の仕方が異なる。1つの言葉で 表現するのは難しい。複数の言葉があってもよいのではないか。 ○ 「・・・受診をやめよう」という場合も、複数の「・・・受診」を設定し、それぞれを 呼びかけることにより、それぞれの理解を深めてもらうとよいのではないか。 ○ パターン的には、3種類ではないか。第1に「1つの言葉」。第2に「・・・受診をやめよう」。 第3に、不適切受診の先の言葉も活用したスローガン。 ◇ 本日の勉強会において、アンケートを行い、今後の住民活動の企画・運営を担ってくれる 方を募り、実際の住民活動につなげていきたいと考えている。 このテーマは、この方々と継続して議論を行い、少し時間をかけて、「コンビニ受診」に代わ る言葉や住民活動のキャッチフレーズといったものを考えていきたいと思うがどうか。 (進行) ○ 会場:拍手 《不適切な受診行動による弊害等について (津島市民病院 院長:松崎安孝)》 ◎ 人間関係の基本は、コミュニケーションとサービス。相手が考えていることの 「一つ上」を 想定・提供することが、良いコミュニケーションであり、良いサービス。 ◎ 医療において、良いコミュニケーションとサービスを実現していくためには、 患者(住民) に、次のような事柄を理解していただく必要がある。 ・ 人間は、いつか絶対に死ぬ。 ・ 医療に確実は無く、常に不確実性が伴う(リスクの無い治療は無い)。 ・ 救急体制をはじめとする医療体制への理解。 ・ 風評(テレビ番組やCM 等)に左右されない(科学的な判断、疑う気持も大切)。等 ◎ 風邪でも大学病院を受診する。鼻づまりで救急外来を受診する。大声で自 分の都合を 強要する。・・・といった不適切な受診行動は、医療制度を機能不 全に陥れ、患者と医療者 の信頼関係を崩壊させる。そして、その結果は、適 切な医療が受けられないという患者自 身の弊害となる。 ◎ 患者と医療者は、お互いが応援団。協力し合うことが大切。そのため には、医療者側に も、不足している部分がある。医療を受ける側も提供 する側も、お互いに、相手が何を求め ているかを考え、その「一つ上」 を提供し合える関係でありたい。 《グループワーク【「適正な受診」とは?(発表)】》 参加者が、5班に分れ、「適正な受診」とは、どのような受診かをテーマに意見 交換を行い、 その結果を発表。 《A》 ○ 住民一人ひとりが、情報・相性を考慮し、信頼できる、かかりつけ医を持つべき。 ○ かかりつけ医をはじめ、医師に感謝の気持を伝える。これにより、医師を守ることにな り、同時に、住民も安心できるのではないか。 ○ 新しく住民になった人には、病院等の位置がわからない。転入時に、行政の 窓口等で 知らせるべき。行事等でも案内すべき、地域の住民に伝わるよう、 情報を提供することが 重要。等 《B》 ○ 電話相談・チャート式の症状の早見表などを活用・理解した受診。 ○ 行政側の対応として、不適切な受診をした場合は、救急車の有料化も想定すべきで はないか。 ○ 患者の病状・投薬状況等を電子カルテとして、総合病院が保有し、診療所等もこのデー タを共有できるシステムを構築できる(病院のネットワーク化)と、 不適切な受診も減るの ではないか。等 《C》 ○ 個人が、日常から健康管理をしていくことが重要。 ○ 医療費の無料化等について、見直す必要もあるのではないか。これが適切ではないの で、不適切な診療が増えるという面があるのではないか。 ○ 時間外診療費を徴収し、その額をはっきり明示すべき。そうすれば、時間内に受診すべ きか、時間外に受診すべきかを考えるのではないか。等 《D》 ○ 電話相談やパンフレットなどを活用する。おじいさんやおばあさんなどの知恵も参考にす る。これらを活用・参考とし、必要と思うときに受診する。 ○ 医療費が無料の場合がある。これが、軽い気持で行う不適切な受診が発生する理由の 一つではないか。3割負担しても受診するという、明確な気持を持った受診が適切な受診 ではないか。 ○ 病院でも診療所でも待ち時間が長い。主治医が変わると、判断が変わる。・・・など、医 療者側にも、適切な受診を促すために、すべきことがあるのではないか。等 《E》 ○ 受診前に、情報を得る場があれば、それにより、なんでも病院に行くということがなくなる のではないか。 ○ 日常から医療に対する知識を得ておくと、不必要に慌てることがなくなる。 ○ かかりつけ医との関係をしっかりつくっておくことが大事。そうすれば、家庭での対応に ついて、アドバイスを受けることができるのではないか。等 ※ 「地域医療と健康生活を守るための住民活動勉強会」に参加してみたいと思われる方は 津島市役所企画政策課 安藤(0567-24-1111 内線2332) までご連絡ください。 いっしょに、この海部地域に、地域医療を守り育てるための住民活動を育んでいきましょう! |
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